
前浜に自生する岩のりをひとつひとつ摘み取ったものを、丁寧に水洗いし、海苔についている岩のかけらやごみと取り除き刻みます。
刻んだ岩のりをこんどはすだれに打っていきます。
厚さが均一になるように気を配りながら1kgの岩海苔をすだれいっぱいに何度も重ねながら打っていき
乾燥します。 天日乾燥は岩海苔の味を一層おいしくしてくれます。
どんじゃ海苔の値段は一般的な海苔と比べると驚くほど高価です。
岩に自生する天然岩海苔は大変大事な資源で冬の寒いときしか摘み取ることができません。
また、近頃は海苔を摘み取る漁師さんも減少し岩海苔は本当に貴重なものです。
干し海苔のつくり方もすべて手作業で行われるため大量に作ることができない商品のため
地元でもすぐになくなってしまうほどです。